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弘前の四季の気温・服装をチェックしよう

北西部に岩木山、南部に白神山地と大鰐(おおわに)山地に囲まれた弘前市。それぞれの山々に連なる台地や丘陵地では、豊かな自然の中に、青森県内4割の生産量を占めるりんご園が広がっています。
年間平均気温は10.5℃。1年を通じて冷涼な気候で、東京の年間平均気温15.8℃と比べて5.3℃低くなります。
弘前市のある津軽地方は、梅雨の影響が少なく、初夏は気温が高く、乾燥した日が続く傾向にあります。一方、冬は季節風の冷たく湿った空気が奥羽山脈にぶつかり、雪を降らせるため日本海側特有の大雪に。同じ青森県でも、太平洋側にある十和田市、八戸市などとは気候が大きく異なります。

弘前の年間気温

弘前城の桜
弘前城の桜

まだまだ白銀の世界が広がる3月。平均気温は1.7℃と厳しい寒さが続くので、防寒対策が必須です。最高気温が8℃まで上昇する3月中旬から下旬にかけて雪解けが始まり、木々や草花が芽吹き始めます。
4月の平均気温は、8.0℃。桜が見頃となる4月下旬から5月上旬にかけては、最高気温が15℃前後、最低気温が5℃前後と気温差が大きくなります。弘前城や岩木山などの桜の名所に出かける時には、コートを持ち歩くことをおすすめします。
りんごの花が満開を迎える5月中旬を過ぎれば、平均最高気温が20℃を超え、爽やかな季節を迎えます。この時期は、日中は厚手のカットソーなどの軽装で十分ですが、ウインドブレーカーやニットカーディガンなどを携帯しておくと万全です。

弘前ねぷたまつり
弘前ねぷたまつり

梅雨の影響が少なく、1年の中でも降水量が少ない6月は、お出かけ日和。平均気温は18.9℃と過ごしやすく、ノスタルジックな弘前市街を散策するのにぴったりの季節です。
7月の平均気温は23.1℃、8月が24.4℃と、東京と比べて3~4℃低く、冷涼な夏となります。
国の重要無形民俗文化財に指定されている「弘前ねぷたまつり」は、8月初旬に開催。熱気の渦に包まれた祭りが終われば、盛夏もそろそろ終了。半袖やノースリーブで過ごせるのは日中のみ。夜は、20℃未満となり、涼しさを感じます。カーディガンや長袖シャツなどを常備しておきましょう。

弘前城の紅葉
弘前城の紅葉

9月の平均気温は20.0℃。暑さも収まり、中旬になると朝晩は肌寒くなってきます。津軽富士と呼ばれる「岩木山」の紅葉も山頂が色づき、下旬になると山全体が錦秋に染まります。1000本のカエデと2600本の桜の色づく弘前城の紅葉は、10月中旬から11月初旬までが見頃。りんご狩りも10月から11月下旬まで楽しめます。
この時期、日中は15℃前後、夜は10℃前後の気温となるため、シャツやニットの上に羽織れるコートを用意しておくと良いでしょう。
11月半ばには、平均気温が5℃を下回る日が多くなり、ぐっと気温が下がります。初雪が降り、冬の便りが届き始めます。
11月の平均気温は東京の1月同様の気温なので、防寒対策をした服装で出かけましょう。

弘前城雪燈籠まつり「津軽錦絵大回廊」
弘前城雪燈籠まつり「津軽錦絵大回廊」

弘前の12月~2月の平均気温は-1.1℃。最低気温が-8℃まで下がる日もあり、底冷えのする寒さとなります。雪の降る日も多く、12月から徐々に積雪量も増え、1、2月は80㎝を超えてきます。ダウンコートや裏地のついたロングパンツのほか、マフラー、手袋、カイロなどの小物も用意し、防寒対策を徹底しましょう。また、雪に備え、足元はスノーブーツが良いでしょう。
冬の弘前も、見どころが満載です。市内の洋館などをライトアップするイルミネーションや、約200基の様々な雪像と雪の燈籠が並ぶ「弘前城雪燈籠まつり」は、今や弘前の冬の風物詩に。ほか「鬼神社しめ縄奉納裸参り」など、津軽地方ならではの旧正月の民間信仰行事も多く行われています。

ねぶたの熱気が365日!青森のテーマパークのような宿

幻想的な景色の「浮湯」(写真)のほか、爽やかな香り漂う「ひば湯」など、様々な温泉を満喫できる
幻想的な景色の「浮湯」(写真)のほか、爽やかな香り漂う「ひば湯」など、様々な温泉を満喫できる

八戸駅から無料送迎バスで約40分。青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。館内はあらゆるところがお祭りの装飾に彩られ、歩いているだけで心躍ります。毎晩、青森四大祭りのお囃子のショーも開催しています。約22万坪の敷地内に広がる公園を馬車で巡るアクティビティや良質な泉質に癒される温泉「浮湯」など、青森ならではの文化を楽しむことができます。

星野リゾート 青森屋

新緑、紅葉、氷瀑と、一年中自然の美しさを楽しめる宿

フレンチレストラン「Sonore」。渓流を望むテラスで特別な時間を
フレンチレストラン「Sonore」。渓流を望むテラスで特別な時間を

十和田八幡平国立公園内を流れる奥入瀬渓流沿いに位置するリゾートホテル。渓流を望むレストランや、温泉、客室などを設え、自然の美しさを感じる滞在を満喫できます。また「苔さんぽ」や「氷瀑ライトアップツアー」など、四季ごとのアクティビティも実施しているため、一年を通して国立公園の自然を満喫できるのも特徴の一つ。周辺の自然を知り尽くしたネイチャーガイドが、新緑、紅葉、雪景色など、その時期に一番美しい景色を案内します。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

青森ヒバの湯舟でくつろぎ、津軽三味線の音色に圧倒される

津軽四季の水庭では、津軽の伝統工芸に振れながら、湯涼みのひとときを過ごせる
津軽四季の水庭では、津軽の伝統工芸に振れながら、湯涼みのひとときを過ごせる

弘前から電車で約10分、約800年の歴史を持つ津軽の奥座敷、大鰐(おおわに)温泉郷に佇む温泉旅館です。青森ヒバの湯殿でとろりとやわらかな湯に身をまかせ、大きな窓から四季折々の庭園の眺めをお楽しみいただけます。お食事は、青森の豊かな山海の幸を味わう会席料理をご用意。春は花見蟹、夏は鮑、秋から冬にかけては大間のマグロと贅を尽くした料理をお召し上がりください。客室は、全室が伝統工芸を取り入れた「津軽こぎんの間」。モダンな和の空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
日本画の巨匠・加山 又造の壁画『春秋波濤』の前では、津軽三味線の全国チャンピオンとその手ほどきを受けたスタッフが、毎晩生演奏を披露。空気を震わす迫力の音色をお楽しみください。

星野リゾート 界 津軽
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