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十和田市・奥入瀬渓流の四季の気温・服装をチェックしよう

秋田県との県境に位置し、十和田湖や奥入瀬渓流など、雄大な自然が手付かずのままで残る十和田市・奥入瀬渓流エリア。市の中心地では「十和田市現代美術館」を起点に広がる、アートなまちづくりが注目されています。

1年を通して冷涼な気温が続く十和田市・奥入瀬渓流エリア。春は遅く、秋が早く訪れます。東京の月ごとの平均気温と比べても、約5℃~7℃気温が低く、標高400mに位置する十和田湖や鬱蒼とした原生林が広がる奥入瀬渓流などの国立公園エリアは、さらに気温が下がります。
八甲田山の東にある市街地は、太平洋側気候となり、青森県内の他地域と比べると雪が少ないのが特徴です。しかし、十和田湖周辺から八甲田山にかけては日本海側気候のため、豪雪地帯に。国道の一部が冬季に閉鎖されるほどの積雪を毎年観測しているので、雪対策を兼ねた服装が必要となります。

十和田の年間気温

官庁街通りの桜並木
官庁街通りの桜並木

3月の平均気温は1.7℃。東京の真冬の最低平均気温より低く、厳しい寒さが続きます。冬季に閉鎖されていた「八甲田・十和田湖ゴールドライン」と呼ばれる国道が開通し、約7mの雪の回廊が姿を現すのが4月初旬。
4月下旬からG.W.にかけて「日本の道100選」に選ばれた、官庁街通りの156本の桜が見頃となります。最高気温が20℃を超える日もありますが、平均最低気温1℃前後と冷え込みが厳しく、夜は厚手のコートやマフラーなどが必要です。
5月になると平均最高気温が13.1℃まで上がります。しかし奥入瀬渓流などの国立公園では、5月中旬まではまだ雪が残り、下旬になってようやく草木が芽吹いてきます。トレッキングなどを楽しむなら、厚手のインナーの上にウインドブレーカーを羽織るなど、風を遮る上着を用意しましょう。

奥入瀬渓流
奥入瀬渓流

森林散策や湖でのアクティビティなどを楽しむ観光客で賑わう、十和田市・奥入瀬渓流エリアの夏。夏の平均気温は、6月が16.9℃、7月は21.4℃、8月が23.0℃。東京の平均気温と比べると5℃ほど低い数値となります。
この時期、オホーツク海気団から届く、冷たく湿った北東風「やませ」が吹くと気温は急降下。パーカーなど布地の厚い上着を常備しておくことをおすすめします。「やませ」が発生すると、濃霧になりやすいので、車の運転にも注意が必要です。
「やませ」が発生しない年は、7月から8月のお盆過ぎまでは、平均最高気温が30℃を超えてきます。日中は、半袖でも汗ばむ暑さとなりますが、夜は涼しくなるのでカーディガンなどの用意を。また、奥入瀬渓流散策では、ハチやマダニに注意をはらい、蒸し暑い日でも長袖、長ズボンを着用しましょう。

紅葉の十和田湖カヌー
紅葉の十和田湖カヌー

9月に入ると、平均気温が19.0℃となり、一気に秋めいてきます。紅葉の名所でもある十和田湖や奥入瀬渓流が錦秋に彩られるのは、10月中旬から11月初旬まで。市内中心街にもアートを楽しむ観光客が多く訪れるなど、年間を通じて観光客が一番多いシーズンに突入します。
10月の平均気温は12.3℃、11月は6.5℃と、東京と比べて6℃前後低くなります。朝晩の冷え込みも厳しく、天気によって気温が大きく上下します。特に雨の日は冷え込むので、天気が変わりやすい奥入瀬渓流に出かける時は、防寒対策の徹底を。上着は、フリースやダウン、長ズボンの着用を心がけましょう。
十和田湖や奥入瀬渓流で初雪が降る11月初旬には、青森駅や八戸駅からの直通バスが春まで休止、中旬には「八甲田・十和田ゴールドライン」が閉鎖に。長い冬が始まります。
(冬季は、週末にローカルバスが臨時便を運行する予定があります)

奥入瀬渓流の氷瀑
奥入瀬渓流の氷瀑

12月の平均気温が0.5℃、1月が-2.7℃、2月が-1.9℃、一番寒い1月の最低平均気温が-7.5℃と、寒さは厳しさを増します。
雪の少ない市内中心街では、厚手のコートにマフラー、手袋、カイロなど、東京の冬と同様の防寒対策をした服装で過ごせますが、雪深くなる十和田湖周辺や奥入瀬に訪れる時は、スノーブーツにスノーウエアといった、防寒と雪対策をかねた服装で出かけましょう。
観光客も少なく、静寂に包まれる十和田湖・奥入瀬渓流の冬は、また格別。2月に約3週間開催される、青森県を代表するイベントのひとつ「十和田湖冬物語」では、冬花火や6,000個のスノーランプ、氷のモニュメントなどが楽しめます。また、奥入瀬渓流では、ツララや氷瀑など、極寒の自然でしか見ることのできない、美しい景観が広がります。

ねぶたの熱気が365日!青森のテーマパークのような宿

幻想的な景色の「浮湯」(写真)のほか、爽やかな香り漂う「ひば湯」など、様々な温泉を満喫できる
幻想的な景色の「浮湯」(写真)のほか、爽やかな香り漂う「ひば湯」など、様々な温泉を満喫できる

八戸駅から無料送迎バスで約40分。青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。館内はあらゆるところがお祭りの装飾に彩られ、歩いているだけで心躍ります。毎晩、青森四大祭りのお囃子のショーも開催しています。約22万坪の敷地内に広がる公園を馬車で巡るアクティビティや良質な泉質に癒される温泉「浮湯」など、青森ならではの文化を楽しむことができます。

星野リゾート 青森屋

新緑、紅葉、氷瀑と、一年中自然の美しさを楽しめる宿

フレンチレストラン「Sonore」。渓流を望むテラスで特別な時間を
フレンチレストラン「Sonore」。渓流を望むテラスで特別な時間を

十和田八幡平国立公園内を流れる奥入瀬渓流沿いに位置するリゾートホテル。渓流を望むレストランや、温泉、客室などを設え、自然の美しさを感じる滞在を満喫できます。また「苔さんぽ」や「氷瀑ライトアップツアー」など、四季ごとのアクティビティも実施しているため、一年を通して国立公園の自然を満喫できるのも特徴の一つ。周辺の自然を知り尽くしたネイチャーガイドが、新緑、紅葉、雪景色など、その時期に一番美しい景色を案内します。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

青森ヒバの湯舟でくつろぎ、津軽三味線の音色に圧倒される

津軽四季の水庭では、津軽の伝統工芸に振れながら、湯涼みのひとときを過ごせる
津軽四季の水庭では、津軽の伝統工芸に振れながら、湯涼みのひとときを過ごせる

弘前から電車で約10分、約800年の歴史を持つ津軽の奥座敷、大鰐(おおわに)温泉郷に佇む温泉旅館です。青森ヒバの湯殿でとろりとやわらかな湯に身をまかせ、大きな窓から四季折々の庭園の眺めをお楽しみいただけます。お食事は、青森の豊かな山海の幸を味わう会席料理をご用意。春は花見蟹、夏は鮑、秋から冬にかけては大間のマグロと贅を尽くした料理をお召し上がりください。客室は、全室が伝統工芸を取り入れた「津軽こぎんの間」。モダンな和の空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
日本画の巨匠・加山 又造の壁画『春秋波濤』の前では、津軽三味線の全国チャンピオンとその手ほどきを受けたスタッフが、毎晩生演奏を披露。空気を震わす迫力の音色をお楽しみください。

星野リゾート 界 津軽
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