ご当地サポーター小野ひろ子
会津若松エリアで楽しめるフルーツ狩り&クラフト体験
4

自然豊かで、ものづくりの文化も盛んな会津若松では、アクティブ派もインドア派も楽しめる体験施設が充実しています。
モモやリンゴなどの収穫量が全国上位を誇る福島県内の中でも、会津若松市の北会津地区周辺はフルーツ作りが盛ん。一年を通して体験できる果物狩りは人気のスポットです。他、伝統工芸の赤べこや絵ろうそくなど、会津若松ならではのクラフト体験ができるスポットもご紹介します。

広大な農園で季節の果物狩りを満喫

果物狩りは30分食べ放題。季節によって果物と料金が変わる 果物狩りは30分食べ放題。季節によって果物と料金が変わる

1年を通して果物狩りができるフルーツガーデン。会津本郷駅周辺に5つの農園を持ち、冬から晩春はイチゴ、初夏はサクランボ、夏から初秋はメロンやモモ、秋はプルーンにブドウ、秋~初冬はリンゴと、季節によって7種類の果物が登場します。どの季節も人気フルーツが揃っていて、メロンなどの高級種も時間内であれば好きなだけ味わえるお得感もうれしい限り。また、品種の多いブドウやリンゴは、その時期に熟している全ての品種が食べ放題になり、食べ比べができるのも醍醐味です。

果物狩り+αのお楽しみがいっぱい

フルーツ盛り800円。その季節のフルーツが味わえる フルーツ盛り800円。その季節のフルーツが味わえる

ガーデンでは季節の果物の販売や、果樹の下で「フルーツ盛り」を味わうこともできます。また、8月下旬~10月下旬は、果物狩りと芋煮会がセットになったスペシャルコース(5名~)も用意。巨大な鍋で豪快に作る芋煮とキノコご飯が味わえて、ファミリーやグループに好評。また、東山温泉の入り口には「菓子工房がぶり」もあり、フルーツパイや大福などのお菓子作り体験ができます。体験後は、会津の奥座敷と呼ばれる東山温泉を観光したり、日帰り湯で温泉に癒されたりするのもおすすめです。

がぶりガーデン
  • https://gaburigarden.com/
  • 福島県会津若松市北会津町上米塚1251 MAP
  • JR会津本郷駅から徒歩約7分
  • JR会津若松駅からバス乗車、「上米塚」下車徒歩約4分
  • 9:00~16:00
  • 無休(シーズン中)
  • 果物狩り大人550円~、小学生330円~、幼児220円~ ※果物によって異なる
  • 0242-56-3188、「いちご狩り」0242-58-2313(坂内いちご園)
  • 無料
  • 幼児以上
  • 果物狩りは来園7日前までに申し込み。時期により園地が異なる。

会津若松伝統の絵ろうそくの絵付けに挑戦

絵ろうそくの「絵付け体験」は前日までの予約制 絵ろうそくの「絵付け体験」は前日までの予約制

江戸時代から続く「会津絵ろうそく」の老舗。会津若松市の繁華街「野口英世青春通り」にあり、明治時代に建てられた趣のある建物が目を引きます。江戸時代には上流社会の愛用品だった「会津絵ろうそく」は、長い時を経て会津地方を代表する工芸品として広く親しまれるようになりました。伝統的な絵ろうそくは花柄ですが、「絵付け体験」では絵柄も色も自由に決めることができます。まず下書きをしてパレットで色を作り、ろうそくに絵付けをしていきます。所要時間40~60分で、世界に一つだけの絵ろうそくが作れます。

華やかな柄の絵ろうそくをお土産に

色とりどりの絵ろうそくをはじめ、お香も豊富に揃う 色とりどりの絵ろうそくをはじめ、お香も豊富に揃う

「小澤蝋燭(ろうそく)店」は、絵ろうそく職人として会津若松では最年長の店主が絵付けを担当。もともと仏花の代わりに誕生したことから、キクやボタンが伝統柄として守り継がれ、現在は季節に合わせて色とりどりの花が描かれています。絵ろうそくの芯は和紙、蝋はハゼの実で作られていて、環境や体に優しいのも特徴。飾って眺めるだけでも和むので、インテリアとしても人気です。絵ろうそくはサイズが9種類あり、お土産には一番小さい3匁(もんめ、約15cm)がおすすめです。

小澤蝋燭(ろうそく)店
  • https://www.aizukanko.com/spot/58
  • 福島県会津若松市西栄町6-27 MAP
  • JR七日町駅から徒歩約15分
  • JR会津若松駅からバス乗車、「神明通り」下車徒歩約2分
  • 9:00~19:00、絵ろうそく絵付け体験10:00~16:00
  • 1月1日
  • 絵ろうそく絵付け体験(2本入り)1980円~
  • 0242-27-0652
  • 無料(1台)
  • 小学生以上

会津を代表する、かわいい張り子民芸品

「べこ」とは東北地方の方言で牛のこと 「べこ」とは東北地方の方言で牛のこと

会津地方のあちこちで見かける「赤べこ」。ゆらゆらと首が揺れる様子が愛らしい民芸品で、玩具としてはもちろん縁起物としても定着しています。赤べこは手作りの木型に和紙を張り、木型を抜いて作られる張り子で、胴から紐で首を吊るすことで首が揺れるようになっています。張り子製法で赤べこを作っているのは市内に2軒のみ。「番匠」はその1軒で、店内の工房で作業しているのでその様子を見学できます。赤べこは手描きで作られるので、一つとして同じ表情のものはありません。

真っ赤な「ベこ」に思い思いの顔や模様を描く

ためらわず、思い切り筆を動かすといい ためらわず、思い切り筆を動かすといい

絵付け体験では、用意された白と黒の塗料、筆、布を使い、赤塗りされたべこに表情や模様を描きます。筆を水で濡らしたら、布で余分な水分を拭うのがポイント。まず白く描きたい箇所を塗り、次に黒へ移行すると筆をきれいに保つことができ、美しく仕上げられます。塗料は10分ほどで乾くので、重ねて描くことも可能。所要時間は人により異なりますが、40~50分が目安です。見本も用意されていますが、好きなデザインをイメ―ジしてオリジナルに挑戦しましょう。

民芸処 番匠
  • http://www8.plala.or.jp/akabeco/
  • 福島県会津若松市和田1-6-3 MAP
  • JR会津若松駅から車で約10分
  • JR会津若松駅から市内周遊バス「あかべえ」に乗車、「和田」下車徒歩約1分
  • 9:00~17:00(体験は16:00までに入館)、冬期の日曜祝日は9:30~16:00(体験は15:00までに入館)
  • 無休
  • 体験料 赤べこの絵付け体験 900円
  • 0242-27-4358
  • 無料
  • 3歳~(未就学児は保護者同伴)

縁起物としてもおなじみの、会津最古の民芸品

高さ2cmほどの小さなものは120円からあり、お土産にもぴったり 高さ2cmほどの小さなものは120円からあり、お土産にもぴったり

「会津起上り小法師(こぼし)」は、会津の民芸品の中で最も古くから伝わる民芸品。何度転んでも起き上ることから、忍耐と健康の縁起物として知られています。約400年前、当時の藩主蒲生氏郷が無役の藩士に作らせ、正月に売り出したのがはじまり。会津地方では現在でも毎年正月に、地元の人は家族や財産が増えるようにとの願いを込めて、家族の人数より1つ多く買い、神棚に飾る習わしがあります。そして一年が終わるとお焚き上げをする、お守りのような存在です。

創業100年を越える老舗製造元で絵付けを体験

目や口など、細筆でも難しいところはペンを利用することもできます 目や口など、細筆でも難しいところはペンを利用することもできます

色付け用に6色の絵具が用意されているので、高さ7cmほどの真っ白な小法師に思い思いに絵付けをします。1色塗ったら、ドライヤーで乾かしていくと重ね塗りも可能に。帯の部分は筆で描くのではなく、小法師を回すと真っすぐに描けます。元々は厄除けの意味合いから赤帯だけでしたが、現在は青帯もあり、全体が青の「水の神」、全体が赤の「火の神」など種類も増えています。オーソドックスな小法師が見本としてありますが、自分のイメージしたデザインを自由に作りましょう。

山田民芸工房
  • https://www.aizukanko.com/spot/8
  • 福島県会津若松市七日町12-35 MAP
  • JR会津若松駅から車で約5分
  • JR会津若松駅から周遊バス乗車、「町方伝承館雨」下車徒歩約3分
  • 8:00~17:30(体験は8:00~15:00)
  • 不定休
  • 体験料 絵付け体験1個800円(所要時間1時間ほど)
  • 0242-23-1465
  • 無料
  • 幼稚園児以上~(未就学児は保護者同伴)

会津本郷焼の窯元で陶芸体験

ろくろ体験では湯呑みやマグカップ、飯椀が作れる ろくろ体験では湯呑みやマグカップ、飯椀が作れる

会津若松市の隣、会津美里町周辺で作られる焼き物「会津本郷焼」の窯元。陶芸家である夫妻が毎日の食事が楽しくなるような器を提案しています。工房では陶芸体験ができ、磁器粘土を使った会津本郷焼の器を作ることができます。椀やカップはろくろ、プレートなど個性的な形の器を作りたい人は手びねりがおすすめ。分かりやすく丁寧に教えてもらえるので、初心者でも安心して参加できます。素焼きの器に絵を描く絵付け体験は、小さい子どもも体験できて、簡単にオリジナルの器が作れます。

シンプルで飽きのこない手仕事の器たち

陶芸体験で作る器の一例。色も選べる 陶芸体験で作る器の一例。色も選べる

粘土の成形が終わったら、見本の中から好きな色を選んで体験は終了。その後、窯で焼き上げ、約1カ月後に完成した作品が手元に届きます(発送は有料)。工房では夫妻の作品も販売。会津地方の郷土玩具「赤べこ」が付いた器シリーズや、ターコイズブルーのカップや飯椀など、優しい風合いで温かみのある器が揃います。全て手作りで一点一点微妙に違うため、手触りなどを確かめながら、愛着を持って長く使える器を探し出すのも楽しい時間です。

陶房彩里(いろり)
  • https://www.irori-aizu.jp/
  • 福島県大沼郡会津美里町川原町甲1868-1 MAP
  • JR会津本郷駅から徒歩約16分
  • JR会津若松駅からバス乗車、新町(会津美里町)下車徒歩約7分
  • 9:00~18:00
  • 不定休
  • ろくろ体験1,600円、手びねり体験1,100円、絵付け体験900円~
  • 0242-56-5707
  • 無料
  • 3、4歳以上

観光を楽しんだ後は、磐梯山の麓の位置するリゾートホテルでくつろぎのひとときはいかがでしょうか。ホテル内では、会津の歴史や文化を滞在の中で感じることができます。

会津文化を満喫し、一年中アクティブに過ごせる宿

「会津モダン」をコンセプトにしたゲストルーム 「会津モダン」をコンセプトにしたゲストルーム

日本百名山の一つである「磐梯山」が眼前にそびえ立ち、眼下には鏡の様に輝く「猪苗代湖」を望む場所に位置する「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」。温水プール、スパ、温泉が揃い、知られざる会津文化に触れる滞在をお楽しみいただけます。新緑から紅葉に燃え、深雪に包まれる季節までアクティブに過ごせます。雄大な自然と四季の移ろいの中での高原リゾートステイをお楽しみ下さい。

星野リゾート 磐梯山温泉ホテル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。