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【2023年版】箱根ならではのおすすめ花火大会

箱根の夏の風物詩の一つといえば、「芦ノ湖」の花火。毎年7月31日より開催される「芦ノ湖夏まつりウィーク」では、6日間連続でお祭りや花火が行われます。また、お盆に催される「箱根強羅夏まつり大文字焼」も、花火とのコラボが楽しめるとあって人気。他にも、箱根ならではのおすすめの花火大会をご紹介します。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、イベント内容に変更がある場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。

「芦ノ湖」のほとりにある「箱根神社」では、夏に様々な祭事が執り行われます。これらのお祭りをよりたくさんの人に祝ってもらおうと、約30年前より始まったのが「芦ノ湖夏まつりウィーク」。湖の守り神・九頭龍を奉る「湖水祭」を皮切りに、7月31日から6日間に渡ってお祭りや花火大会が催されます。湖畔で行われる花火大会は、観覧船からも楽しめます。

https://www.hakone.or.jp/6418

華やかな花火と静かに流れる灯籠の、美しい共演

「芦ノ湖夏まつりウィーク」のトップを飾るのが、元箱根湾で催される「湖水祭」の花火大会です。
夕暮れ時、「箱根神社」宮司が船で湖の沖に出て、守り神である九頭龍明神に御供物を奉納して戻ると、花火がスタート。静かな湖面に花開く水中花火をはじめ、湖の上にかかるナイアガラの滝や連発花火、スターマインなど、約2,500発の花火が打ち上げられます。夜空を華やかに彩りながら、湖面にも映り込んで風情たっぷり。湖に流される数百の灯籠の明かりと相まって、ロマンチックな真夏の宵を演出します。

▼湖水祭花火大会
URL:https://www.hakone.or.jp/6418
会場:芦ノ湖 元箱根湾
日時:2023年7月31日(月)20:00~
打ち上げ数:約2,500発
TEL:0460-85-5700(箱根町総合観光案内所)
駐車場:有料(一部無料あり)

鳥居の前で打ち上げる、祭り情緒あふれる花火大会

「芦ノ湖夏まつりウィーク」の2日目。前日に引き続き元箱根湾で「箱根神社」御鎮座1262年を記念する花火大会が催されます。朝から神社境内で祭事が行われた後、20時より「箱根神社」の「平和の鳥居」の目の前から花火が打ち上がります。
約2,500発の花火が空だけではなく、芦ノ湖も華やかに染める様子は、息をのむ美しさ。湖畔沿いには夜店も多数出店され、祭り情緒あふれる一夜が過ごせます。

▼1262年 大祭奉祝花火大会
URL:https://www.hakone.or.jp/6418
会場:芦ノ湖 元箱根湾
日時:2023年8月1日(火)20:00~
打ち上げ数:約2,500発
TEL:0460-85-5700(箱根町総合観光案内所)
駐車場:有料(一部無料あり)
備考:2023年は夜店出店の予定はありません。

「デジタルスターマイン」と和太鼓のコラボが圧巻

8月2日・3日には、「芦ノ湖」の湖畔にある複合商業施設「箱根園」で、ショーや花火が楽しめる「サマーナイトフェスタ」を開催。両日合わせて約5,000発の花火が打ち上げられます。
最大の魅力は、そのロケーション。「箱根園」の目の前から打ち上げられる花火を、間近に観覧できます。特に、コンピューターで花火と音楽をシンクロさせる「デジタルスターマイン」との和太鼓演奏のコラボレーションは圧巻です。他にも、ナイアガラやメッセージ花火、早打花火、4号玉などの打上花火から、水中花火、小型煙火などまで、バラエティーに富んだプログラムで展開。「箱根園」からは遊覧船も出ていて、湖上からの観覧も人気です。

▼箱根園サマーナイトフェスタ
URL:https://www.hakone.or.jp/6418
会場:芦ノ湖 箱根園湖上
日時:2023年8月2日(水)・3日(木)各20:00~
打ち上げ数:8月2日 約2,500発、8月3日 約2,500発
TEL:0460-83-1151(箱根園)
駐車場:有料

湖面に半円の花を咲かせる「水中花火」は格別

「芦ノ湖」の守護神・九頭龍明神のお祭り「湖尻龍神祭」の花火大会。「九頭龍神社」で神事が執り行なわれた後、御神火が湖尻湾に運ばれて篝(かがり)火に点火されたのを合図に花火が打ちあがります。一番の見どころは水中花火。湖面に向かって花火を打つことで湖上に半円の花が咲き、同時に花火の煌めきが水面に映り込む様は圧巻。山々が目前に迫る小さな湾での花火は、音が反響して迫力もひとしおです。
花火の後は、全国区の高校生によるマーチングバンドも見逃せません。

▼湖尻龍神祭花火大会
URL:https://www.hakone.or.jp/6418
会場:芦ノ湖 湖尻湾
日時:2023年8月4日(金)20:00~
打ち上げ数:約2,500発
例年の来場者予想:約3,000人
TEL:0460-85-5700(箱根町総合観光案内所)
駐車場:有料(一部無料あり)
備考:2023年のバンド演奏・マーチングバンド演奏等は中止となりました。

燃える鳥居と花火、灯籠が織りなす幻想的な世界

「芦ノ湖夏まつりウィーク」のラストを飾る花火大会。
「駒形神社」での祭事の後、夕刻になり灯籠が湖に流されると、湖上に特設した大鳥居2基に火が放たれます。シルエットを浮かび上がらせながら鳥居が激しく燃える様は見る者を神秘的な世界に誘います。同時に花火の打ち上げがスタート。上空の高い位置を華やかに彩る大輪の尺玉から、頭上近くで花を咲かせる美しい花火、そして海面に扇型に花開く水中花火と、3タイプの花火をローテンションさせながら、鳥居が焼け落ちるまで約2,500発の連続打ち上げが続きます。燃える鳥居と相まって、湖面が華やかに彩られます。

▼平鳥居焼まつり花火大会
URL:https://www.hakone.or.jp/6418
会場:芦ノ湖 箱根町湾
日時:2023年8月5日(土)20:00~
打ち上げ数:約2,500発
例年の来場者予想:13,000人
TEL:0460-85-5700(箱根町総合観光案内所)
駐車場:有料(一部無料あり)

「大」の火文字と花火の見事な競演

1921年(大正10年)より、毎年お盆の頃に催されてきた箱根三大祭りの一つです。
開催場所は「大文字山」こと標高924mの明星ヶ岳山頂近く。直径約30cmの乾燥させた篠竹(しのだけ)の束を250束と、高さ約2.5mの松明(たいまつ)200~300本を使って作られた「大」の字。点火されると、暗闇に文字が浮かび上がり、花火が打ち上がります。スターマインと呼ばれる速射連発花火を中心に、仕掛花火や110mのナイアガラなど、約2,000発の花火が次々に夏の夜空を彩ります。
山肌に雄大に燃え上がる火文字の上に、美しい花火が花開く様は何とも幻想的です。

▼箱根強羅夏まつり大文字焼
URL:https://www.hakone.or.jp/6418
会場:神奈川県足柄下郡箱根町 強羅・宮城野
日時:2023年8月16日(水)19:30~
例年の打ち上げ数:約2,000発
TEL:0460-82-2300(箱根強羅観光協会)
駐車場:有料
備考:小雨決行、悪天候の場合は後日延期を予定

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