「箱根寄木細工」や布小物など、箱根らしいお土産が見つかる雑貨店
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豊かな森林に恵まれ、昔から「箱根寄木細工」などに代表される木工が盛んな箱根。数多くの美術館もあり、ガラス工芸や陶芸、染め物のアトリエなども数多くあります。そんな環境と洗練された文化の中で生み出された雑貨を、旅のお土産にできたらとても素敵。クラフトマンシップがあふれる箱根ならではのお土産が並ぶ店をえりすぐってご紹介します。

浜松屋

「箱根寄木細工」の創始者から脈々と受け継がれる芸術作品

「10回木象嵌(もくぞうがん)秘密箱」7,000円(右奥)、 「茶筒(張)」(小)2,100円(中央)、「無垢シマ茶筒」(小)10,000円(左奥)「10回木象嵌(もくぞうがん)秘密箱」8,000円(右奥)、 「茶筒(張)」(小)2,100円(中央)、「無垢シマ茶筒」(小)10,000円(左奥)

世界有数の森林国、日本にふさわしい工芸品「箱根寄木細工」。国指定「伝統的工芸品」でもあるその高度な技は、約200年前に箱根の畑宿で石川仁兵衛(いしかわにへい)が始めたといわれています。様々な樹種の色彩と木肌で表現する緻密な模様は、まさに芸術です。
石川仁兵衛を先祖とする「浜松屋」では、古くから人気のからくり箱「秘密箱」や、寄木の幾何学文様を0.2mmの薄さに削り上げて貼り付けた伝統の技「ズク貼り」の茶筒などが並びます。色味や柄など一つ一つに個性があり、好みの一品が見つかります。

匠の実演が間近に見られる2階の工房

近くで見て説明を聞くと、精巧な技術の素晴らしさを実感近くで見て説明を聞くと、精巧な技術の素晴らしさを実感

店の2階には「見える工場」があり、実際に「箱根寄木細工」を作る様子を見ることができます。「伝統工芸士」でもある七代目当主が、実際に木を寄せるところから、鉋(かんな)で極薄に削って「ズク貼り」を作るまでの一連の作業を、説明しながら教えてくれます。木画技術の「木象嵌(もくぞうがん)」や、種板をそのまま加工する「無垢作り」などの技法も知ることができ、見学後にはより一層、「箱根寄木細工」が身近に感じられます。

店舗情報

浜松屋

浜松屋
  • URL:https://www.hamamatsuya.co.jp/
  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町畑宿138 MAP
  • アクセス:箱根登山鉄道箱根湯本駅から箱根登山バス旧街道経由元箱根港行き乗車約15分、「本陣跡」下車すぐ
  • 営業時間:9:00~17:30
  • 定休日:無休
  • TEL:0460-85-7044
  • 駐車場:無料

寄木ギャラリーツユキ

暮らしの中でおしゃれに楽しめる、スタイリッシュな「箱根寄木細工」

右から、充電スタンドにもなる「寄木スマホスピーカー」21,600円、「マウスパッド」 各1,404円右から、充電スタンドにもなる「寄木スマホスピーカー」20,000円、、「マウスパッド」 各1,300円(全て税別)

箱根湯本駅から東へ車で走ること約10分、相模湾に出る手前の早川沿いにあるギャラリーショップ。「箱根寄木細工」の技術を継承してきた「露木木工所」が営んでいます。「生活文化を創造する」をコンセプトに、生活が楽しく美しく便利になるアイテムを提案。曲線美がモダンな「寄木スマホスピーカー」や、無機質なデスクに木のぬくもりを添える「マウスパッド」など、今の生活に溶け込む高感度な品々に出合えます。壁面に飾られたオブジェや店内のテーブルなど、眺めるだけでも楽しめる空間です。

店内には芸術的でモダンな品々が並ぶ

「角盆ロング(白子寄木)」10,800円、「フリーカップ」1個10,800円「角盆ロング(白子寄木)」10,000円、「ぐい吞み(斜め)」1個10,000円(全て税別)

「露木木工所」の初代は「箱根寄木細工」の創始者・石川仁兵衛(いしかわにへい)の孫に師事。現在は三・四代目の親子が、新たな魅力を開拓しながら作品を製作しています。自然木ならではの色彩を生かす伝統技法を逆転の発想でとらえ、あえてモノトーン配色に挑戦したのが「角盆ロング」。幅広で大きめに木を寄せた種木を使い、躍動感を表現したカップも大人気です。
星野リゾート「界 箱根」では、「露木木工所」とコラボレーションした現代的なアイテムや意匠の数々が、ロビーやご当地部屋「箱根寄木の間」、料理の器などで楽しめます。

店舗情報

寄木ギャラリーツユキ

寄木ギャラリーツユキ
  • URL:https://www.yosegi-g.com/
  • 住所:神奈川県小田原市早川2-2-15 MAP
  • アクセス:JR早川駅下車徒歩約5分
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:日曜、祝日、第2土曜
  • TEL:0465-22-5995
  • 駐車場:無料

ならやあん

優しい手触りの木の雑貨や、オリジナルの小物がずらり

併設のカフェで使われている木のテーブルウエアも購入できます「NARAYA CAFE」併設のこの店では、カフェで使われている木のテーブルウエアも購入できます

宮ノ下駅を降りてすぐ、あじさい坂に沿って立つ古民家風の雑貨店。ガラス扉から店内の様子がよく見えるので、ぬくもりのあるかわいい小物に誘われるように店の中へと足が向きます。箱根や小田原の作家ものを中心とした品揃えで、丸みを帯びたフォルムの木の器やカトラリー、おもちゃなどが目を引きます。他にもキーホルダーやアクセサリー、絵はがきなど、どの品もオーナーが見定めたセンスのいいものばかり。友人への気軽なお土産探しにもぴったりです。

宮ノ下のシンボル、ひょうたんマークの雑貨もキュート

色とりどりのがまぐち型ポーチは小さいもので1,200円~色とりどりのがまぐち型ポーチは小さいもので1,200円~

店の隣には足湯とカフェも併設されており、カフェで注文したメニューを「ならやあん」店内の窓際席で楽しむこともできます。足湯のあるスペースは、宮ノ下で名旅館として名を馳せていた「奈良屋旅館」の従業員寮があった場所。その隣の元寿司店をリノベーションしてこの店がオープンしました。
宮ノ下は「小田原征伐」ゆかりの地。豊臣秀吉の馬印にちなんだひょうたんがシンボルとなっており、それをモチーフにしたがまぐち型ポーチや、マークを刻印した木の器などのオリジナルアイテムもあります。

店舗情報

ならやあん

ならやあん
  • URL:http://naraya-cafe.com/shop
  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下404-13 MAP
  • アクセス:箱根登山鉄道宮ノ下駅下車すぐ
  • 営業時間:11:00〜17:00
  • 定休日:水曜、第4木曜
  • TEL:0460-82-1259
  • 駐車場:無料

こまもの屋 箱根

地元作家作品など、箱根ならではのアート&クラフトが見つかる

金平糖(こんぺいとう)や飴、お茶などを箱の中に入れられる「箱ね箱」 1個620円金平糖(こんぺいとう)や飴、お茶などを箱の中に入れられる「箱ね箱」 1個620円

日本初のフランス式整型庭園で、花の名所でも知られる「強羅公園」。緑あふれる公園の中に佇む「箱根クラフトハウス」の本館2階に、2019年夏にオープンしたセレクトショップです。地元の作家にスポットを当てたラインナップは、他では手に入らない箱根ならではのものばかり。手のひらサイズの小箱「箱ね箱」は、箱根の行事や四季のシーンなどをイラストレーターが描いたオリジナルアイテム。イラストは11種あり、中身も金平糖やお茶など約10種類の中から好きなものを選べます。訪れる時期ごとに記念に買い揃えていくのもおすすめです。

身近で使いやすいインテリア雑貨も充実

多様で魅力的なアイテムがディスプレイされた、明るい店内多様で魅力的なアイテムがディスプレイされた、明るい店内

店内にはオリジナルのガラス花器やガラス製の花留めなど、インテリアとしても素敵な小物がたくさん。若手職人が制作した「箱根寄木細工」のコースターやヘアゴムは、自分用にはもちろん、友人へのお土産にしても喜ばれます。
「箱根クラフトハウス」や公園内に数カ所あるアトリエでは、ガラス工芸・陶芸などの体験教室を多数開催。専任のクラフトマンが作品作りを丁寧にサポートしてくれるので、お手製のお土産作りに挑戦することもできます。

店舗情報

こまもの屋 箱根

こまもの屋 箱根
  • URL:http://www.crafthouse.org/
  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300 「強羅公園」内「箱根クラフトハウス」2階 MAP
  • アクセス:箱根登山鉄道ケーブルカー公園下駅から徒歩約1分
  • 入園料:強羅公園550円、小学生以下無料
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:無休(悪天候により休業の場合あり)
  • TEL:0460-82-9210
  • 駐車場:有料

季節の雑貨 折折(おりおり)

小道沿いの小さな店で、四季を楽しむ和雑貨探し

「リバーシブル巾着」864円「リバーシブル巾着」864円

箱根湯本駅前の商店街から1本裏手の小道にあり、静かな落ち着いた空間でお土産を吟味したいときにおすすめ。和をテーマに、四季折々の柄をのせた和雑貨が所狭しと並んでいます。一番人気は、お弁当包み用の布地をアレンジして作った、オリジナル巾着。リバーシブルなので、季節や気分に合わせて使い分けができます。中でも富士山、温泉まんじゅう、蒲鉾(かまぼこ)の3柄は、店主自らがイラストを考案しており、絵の中には箱根にかけた「箱ねこ」が登場。かわいらしいと好評です。

気分がほっこりする文具や雑貨が勢揃い

「竹しおり」1枚324円(手前)と「文庫本カバー」1枚1,080円。どちらもオリジナル商品「竹しおり」1枚324円(手前)と「文庫本カバー」1枚1,080円。どちらもオリジナル商品

軽くてかさばらず、友人へのお土産にも最適なのが「竹しおり」。京都府長岡京市の「高野竹工」製で、10柄全てがオリジナル。心をくすぐるデザインはさることながら、繊細な色味にもとことんこだわって作られています。手ぬぐいを活用した優しい手触りの文庫本カバーや、アクセサリーも売れ筋商品。店頭を飾る季節柄の小物は、3カ月ごとにがらりと入れ替わって次のシーズンの柄が並ぶので、訪れるたびに新しいアイテムが見つかります。

店舗情報

季節の雑貨 折々(おりおり)

季節の雑貨 折折(おりおり)
  • URL:http://www.hakoneyumoto.com/shopping/22
  • 住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本694 MAP
  • アクセス:箱根登山鉄道箱根湯本駅から徒歩約4分
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 定休日:水曜
  • TEL:0460-85-5798
  • 駐車場:無し
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