【2022年版】龍王祭(鬼怒川・川治温泉)の見どころ・開催日時

毎年7月下旬に鬼怒川・川治温泉で開催される「龍王祭」。2022年で54回目を迎え、夏の風物詩として定着しています。熱気あふれる「龍王祭」の魅力や見どころ、おすすめスポットをご案内します。
※2022年の「龍王祭」は鬼怒川温泉のみでの開催となります。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、イベント内容が変更になる場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。
龍王祭とは

「龍王祭」は、鬼怒川・川治温泉地区における夏を彩る一大イベントです。2022年は7月22日(金)・23日(土)に鬼怒川温泉地区のみで催されます。
22日11時からは龍王峡にある五龍王神社で神事が行われ、本祭は18時から22時にかけて行われます。本祭では万燈神輿(まんとうみこし)、女樽神輿(おんなたるみこし)の渡御をはじめ、地元の保存団体などによる伝統芸能が披露されます。さらに、お祭りのクライマックスには花火が打ち上げられます。
万燈神輿と女樽神輿

本祭中、龍王祭では迫力ある様々な神輿が町を渡御します。
男性が担ぐ万燈神輿(まんとうみこし)、女性だけで担ぐ華やかな女樽神輿(おんなたるみこし)が「龍王祭」の大きな特徴です。
女樽神輿は、伝統芸能などに出演した女性たちから「ぜひ神輿を担ぎたい」という要望があって始まったもので、例年、幅広い年代の女性が樽神輿の担ぎ手として参加しています。
神輿渡御を観覧するのであれば「くろがね橋」が絶好のポイントです。橋の上を神輿が通る姿はとても美しく、風情があります。
温泉街を照らす一輪の花

21時45分頃には花火が打ち上がり、いよいよクライマックスを迎えます(鬼怒川温泉夏の花火)。
山あいの温泉郷で打ち上げられる花火は、温泉街を照らす一輪の花にも例えられています。河川敷や海辺で行われる大規模な花火大会とは異なった趣きで風情があります。
熱気に包まれた神輿渡御と華やかな花火の余韻に浸っていると、その日の本祭は、あっという間にお開きの時間となります。
お祭りが始まるまでの楽しみ方

本祭が始まるのは夕方の18時過ぎからなので、それまでは鬼怒川のライン下りや鬼怒楯岩大吊橋といった観光スポット巡りや、「江戸ワンダーランド 日光江戸村」や「日光さる軍団」、「東武ワールドスクウェア」等のテーマパークへのよりみちもぜひ。温泉でのんびり過ごしたり、観光スポットを楽しんだりと多様な過ごし方が出来るのが鬼怒川・川治温泉です。
龍王祭は日帰りで楽しむことも出来ますが、自然豊かな温泉郷なので、宿泊しながら過ごすのがおすすめです。
▼龍王祭
URL:http://www.nikko-kankou.org/event/403/
会場:龍王峡 五龍王神社
鬼怒川温泉 くろがね橋周辺
川治温泉 川治ふれあい公園
日時:龍王峡 2022年7月22日(金)11:00~11:50
鬼怒川温泉 7月22日(金)・23日(土)18:00~22:00
TEL:0288-22-1525 ((一社)日光市観光協会)
備考:2022年は川治温泉での開催は中止となりました。