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【2022年版】日光・鬼怒川温泉の秋(9〜11月)の服装・気温情報

観光地として有名な日光・鬼怒川は四季それぞれに魅力的なエリアですが、紅葉の名所として名高い「秋」は寒暖の差が大きいので、参考になる気温・服装についてまとめました。

日光は東京から150㎞ほどの距離ですが、秋になると気温差が大きくなります。
ことに中禅寺湖や華厳の滝などがある奥日光では、真夏でも最高気温25℃を超えない程の涼しさなので、それに比例して冬は寒さが厳しくなります。この寒暖差が紅葉をより美しくしています。
1~3月は平均気温が氷点下となるのも珍しくありません。
そのため「関東の冷蔵庫」と称されることもあるほどです。

▼日光市街地の年間気温と服装

▼奥日光の年間気温と服装

日光の平均気温は、日光市街(日光東照宮付近)と奥日光(中禅寺湖付近)とで異なります。日光市街の9月の平均気温は20℃を超えますが、奥日光は15℃前後となり、紅葉時期の10・11月は1桁台に下がります。
東京の平均気温と比べると奥日光は7℃ほど低いことになります。
せっかくの紅葉や観光を楽しむためにも羽織るものを増やしたり、ストール、マフラー、手袋などの脱ぎ着しやすいアイテムを持つことが大事です。

日光の気候のもうひとつの特徴として、標高差があります。
日光市街地は530m、中禅寺湖は1,269m、湯元温泉は1,479mと標高差が大きいため、気温差も大きくなります。奥日光や湯元温泉まで足を延ばす場合は、気温チェックを行うようにしましょう。

標高差が大きいメリットとして、紅葉の見頃の時期も長くなるということがあります。
例年10月初旬には中禅寺湖周辺が見頃となり、標高530mの市街地は11月中旬が見頃です。
行く時期と標高差を考えて、脱ぎ着がしやすい服装がおすすめですが、大判のストールも加えると色々な使い方ができるので重宝します。

山間の渓谷沿いにある鬼怒川温泉郷は、東京の気温と比べて平均4℃ほど低くなります。
初秋(9月)の日中は、自然環境の良さから紫外線が強いので、日よけが欲しいほどですが、秋が深まるにつれ昼夜の寒暖差は大きくなります。
そのため、羽織り物やストールなどを1枚持っていくことをおすすめします。

観光を楽しんた後は、温泉宿でくつろぎのひとときはいかがでしょうか。星野リゾートの温泉ブランド「界」は、栃木県内で3軒の旅館を運営しています。里山の風情豊かな「界 川治」、とちぎ民藝を散りばめた「界 鬼怒川」、中禅寺湖の絶景を望む「界 日光」。ぜひお気に入りの宿をみつけてください。

渓流沿いの露天風呂に浸かり、里山の知恵を体験する

「里山工房」では大豆を石臼を挽くきなこ作り(無料)や、和紙の手漉き体験(無料)が楽しめる
「里山工房」では大豆を石臼を挽くきなこ作り(無料)や、和紙の手漉き体験(無料)が楽しめる

都内から電車で2時間半、川治温泉郷にある里山風情ただよう温泉旅館です。男女各2か所の露天風呂では渓流のせせらぎの音を聞きながら、贅沢な湯浴みを堪能できます。
「界 川治」では里山の日常生活に根付いた知恵を楽しめます。敷地内には水車小屋があり、仕組みを見学できます。館内では、石臼で挽くきな粉づくり(無料)や紙漉き(無料)などの体験も。客室は、栃木県鹿沼地方で栽培されている麻を使用した「野州麻紙の間」をご用意。麻紙の温もりに包まれた空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
お食事は、猪肉のジビエ料理など、里山を感じさせる会席料理をお楽しみください。

界 川治

モダンな温泉宿で、とちぎ民藝に親しむ

毎晩開催の「益子焼ナイト」(無料)では、「益子焼マイスター」が器の楽しみ方を楽しく紹介
毎晩開催の「益子焼ナイト」(無料)では、「益子焼マイスター」が器の楽しみ方を楽しく紹介

鬼怒川温泉駅から車で約5分。鬼怒川渓流に面した小高い丘の上に佇む温泉旅館です。スロープカーで辿り着くエントランスホールには、益子焼でできた水琴窟からの柔らかく澄んだ音がこだまします。館内のいたるところで、栃木の伝統工芸品「益子焼」「黒羽藍染」「大谷石」が使われており、民藝に縁の深い土地ならではのおもてなしが感じられます。
中庭に面した露天風呂では、四季折々の美しい景色を眺めながら湯浴みを楽しめます。客室は、全室が「とちぎ民藝の間」となっており、伝統工芸を散りばめた空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
お食事は、約800℃に熱した焼き石を使ってお客様の目の前で料理を仕上げる「龍神会席」をご用意。ダイナミックな味わいをご堪能ください。

界 鬼怒川

中禅寺湖の絶景を望む温泉で、日光の文化に触れる

客室は全室が60㎡以上のゆとりのある贅沢な造り。ほぼ全ての部屋から中禅寺湖と男体山を望むことができる
客室は全室が60㎡以上のゆとりのある贅沢な造り。ほぼ全ての部屋から中禅寺湖と男体山を望むことができる

日光駅からバスで約40分。奥日光の入り口に位置し、中禅寺湖のほとりに佇む温泉旅館。中禅寺湖は標高約1,300mと日本一標高の高い湖として知られ、夏でも約 20℃と過ごしやすいことから、避暑地として親しまれてきました。
界 日光は3,000坪の敷地に33室だけのゆとりある贅を尽くした造り。日光東照宮をはじめとする社寺を中心に発展した建具「鹿沼組子」を客室やロビーに取り入れています。温泉は、アルカリ性の単純泉。体に優しく、長湯をしても疲れにくいので、何度も温泉を楽しめます。お食事は「日光湯波」を華やかな日光彫の器に盛り付けた会席料理をお召し上がりいただけます。
滞在を通じて、美しい景観を楽しみながら、日光の地が育んだ雅で華やかな文化に触れることができます。

界 日光
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