観光もグルメも欲張りに!日光の女子旅おすすめスポット

都心から電車に乗って約2時間で到着する日光。駅からバスや徒歩でアプローチできるエリアに社寺やグルメ、かわいい雑貨店などがあり、女性同士の気軽な旅にはぴったりです。澄んだきれいな空気を胸いっぱいに吸い込んで、お参りしたり縁結びを願ったり、さらに人気カフェでおいしいメニューを楽しめば、思い出深い旅になります。
<日光の女子旅おすすめスポット>
- 1関東の駅百選、「JR日光駅」の駅舎
- 2銀行を改装したクラシカルカフェ「かまやカフェ・デュ・レヴァベール」
- 3世界遺産「日光の社寺」の入口、美しいアーチの「神橋」
- 4関東の霊峰・男体山を御神体とする古社「日光二荒山神社」
- 5世界を魅了する、絢爛豪華な芸術の結晶「日光東照宮」
- 6日光らしくてセンスのいい雑貨やお土産が見つかる、TEN to MARU
- 7散策の合間に立ち寄りたい名店、「日光珈琲 御用邸通店」
<栃木旅行を充実させる個性豊かな温泉宿>
<日光の女子旅おすすめスポット>
1関東の駅百選、「JR日光駅」の駅舎

日光の素敵な旅の始まりは、ここ「JR日光駅」から。1890年(明治23年)に開業し、1912年(大正元年)にはネオ・ルネッサンス様式の木造二階建て洋館駅舎が建てられました。2階正面のデコラティブな半円形の窓や、外壁に柱が現れたハーフティンバーと呼ばれる建築技法が目を引きます。2017年にはリニューアル工事が完了。気品と威厳はそのままに白とピンクで彩られた駅舎内には、大正天皇が休息されたという貴賓室、旧一等車利用者の待合室として「ホワイトルーム」が残っており、今も明治や大正時代の面影が色濃く漂っています。

改札を出て正面にあるレトロ調の階段を2階へ上がると、国鉄時代に旧一等車利用者の待合室として使われた「ホワイトルーム」があります。白い天井から吊り下がった煌びやかなシャンデリアや美しい大きな窓などが、当時の優雅な様子を今に伝えています。現在は写真展などのイベントなどが催される多目的スペースとして利用されています。

- JR日光駅
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栃木県日光市相生町 MAP
JR日光駅
「ホワイトルーム」の入場は電車の運行時間中となります。
2銀行を改装したクラシカルカフェ「かまやカフェ・デュ・レヴァベール」

「JR日光駅」から徒歩約5分、東武日光駅前のバスロータリー近くにある赤いレンガ風建物が「かまやカフェ・デュ・レヴァベール」です。もとは銀行だったという建物を改装した店内では、毎日数量限定のハンバーグやココナッツチキンカレー、ピザなど、日光産の材料をふんだんに取り入れたランチやスイーツが楽しめます。
中でもおすすめなのはローストビーフがたっぷりとのった「NIKKO丼」。良質の水と土壌に恵まれた前日光地区育ちの黒毛和牛種「前日光和牛」のシキンボウという希少部位を使っており、程よく脂がのった弾力のある肉の歯ごたえが、やや甘めのソースとよく合います。日光名物の揚巻ゆばの煮つけや温泉玉子もついてボリューム満点。Sサイズ(お肉は同量でご飯少なめ、ゆば煮つけ1個付き)もあります

ショーケースには常時10種類以上の自家製スイーツが並んでいるので、食事以外で、甘いものがちょっと食べたくなったときに立ち寄るのもおすすめ。写真のガトーショコラはベルギーチョコレートをベースにし、濃厚でも甘さ控えめ。手前は日光産いちごをピューレにして凍らせ、削ってかき氷にしたオリジナルメニュー「日光雪いちご」。雪のように振りかけた粉砂糖がほのかな甘みを添えています。お好みで練乳をかけてもOK。

今から約15年前に、元銀行だった建物を買い取って改装し、オープンしたカフェ。奥に見える重厚な扉の先は金庫だったスペースで、そこでも食事や喫茶を楽しめます。店名の「レヴァベール」はフランス語で「街灯」の意味。インテリアとして飾られた街灯が、パリの街角のカフェにいるような気分へと誘ってくれます。

- かまやカフェ・デュ・レヴァベール
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栃木県日光市松原町12-6 MAP
JR日光駅より徒歩5分 東武日光駅より徒歩1分
11:00~17:00(L.0.16:00) ※季節により変更あり ※売り切れ多数の場合早期閉店あり
不定休
ランチ1,080円~ ケーキ351円~
0288-54-0685
無料
3世界遺産「日光の社寺」の入口、美しいアーチの「神橋」

JR・東武日光駅前の通り、「日本ロマンチック街道」を北西へと向かい、左右のお土産屋さんやカフェなどを眺めながら25分ほど歩くと、大谷川に架かる「神橋」に到着します。「日光二荒山神社」の建造物で、木造朱塗りの優雅な曲線を描く橋は、世界遺産 「日光の社寺」への玄関口ともいえます。もとは神事や、将軍社参・勅使参向などのときのみに使われていましたが、二荒山神社の1200年祭りをお祝いし、1973年(昭和48年)から一般も渡れるようになりました。橋の長さは28m、幅7.4m、川の水面からの高さは10.6mほど。「神橋」付近の社務所で授与している「祈願紙ヒコーキ」(100円 水溶性用紙)に願い事を書き、「神橋」から大谷川へ飛ばすこともできます。

- 神橋
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http://www.futarasan.jp/
栃木県日光市上鉢石町 MAP
JR・東武日光駅より徒歩約25分
またはJR・東武日光駅より東武バス中禅寺温泉または湯元温泉行き乗車約5分、「神橋」下車徒歩すぐ
4月~10月 8:00~16:00 11月~3月 9:00~15:00
300円
0288-54-0535 (日光二荒山神社)
4関東の霊峰・男体山を御神体とする古社「日光二荒山神社」

男体山(古名・二荒山)を御神体山とし、日光の山岳信仰の中心として古くから崇拝されてきた「日光二荒山神社」。関東の守り神として幕府や豪族からも信仰を集めた歴史があります。日光市内に三社鎮座し、市内の「本社」(写真は御本殿)、山頂2,486mにある「奥宮」、その二社の間、中禅寺湖畔には男体山の登り口でもある「中宮祠」があります。世界遺産「日光の社寺」として登録されています。本社境内には国の重要文化財にもなっている「朋友神社」(学問・知恵の神様)などの他、「良い縁 狛犬」や「縁結の笹」もあり、良い縁のご利益を願って訪れる人も多い神社です。

- 日光二荒山神社
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http://www.futarasan.jp/
栃木県日光市山内2307 MAP
JR日光駅・東武鉄道東武日光駅から車で約10分
JR日光駅・東武鉄道東武日光駅からバス乗車、「西参道」下車徒歩約8分
4~10月 8:00~17:00、11~3月 9:00~16:00
無料、本社神苑拝観料 大人200円、小人100円
0288-54-0535
有料
5世界を魅了する、絢爛豪華な芸術の結晶「日光東照宮」

「日光二荒山神社」「日光山輪王寺」とともに「日光の社寺」として世界文化遺産に登録され、国内外から多くの観光客が訪れる「日光東照宮」。1617年(元和3年)、亡き徳川家康を久能山から移し、御祭神としてお祀りした神社です。現在の社殿群は三代将軍家光が1636年(寛永13年)に造営したもの。境内は国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が、自然の地形を生かした参道や階段を経て配置され、圧倒的な景観美を誇ります。
写真は2017年(平成29年)3月に4年がかりの修理工事が完了し、鮮やかな色彩をまとって蘇った「陽明門(国宝)」。故事由来や子どもの遊びなど500以上の彫刻が施された門には、江戸時代初期の工芸・装飾技術のすべてが集約され、一日中眺めても飽きないことから「日暮(ひぐらし)の門」とも呼ばれています。
表門を入ってすぐの神厩舎に彫られている「三猿」、奥宮の入り口・東回廊にある「眠り猫」も有名です。

「陽明門」の奥、拝殿の手前にあるのが「唐門」。家康を神君とした御霊が鎮座する本殿を守る門、という位置づけになっています。全体が胡粉(ごふん)で白く塗られているのが特徴。間口約3m、奥行き約2mと小さめの門ですが、左右の柱の「昇龍」「降龍」を始め、611もの彫刻でぎっしりと埋め尽くされた様は圧巻です。こちらの彫刻にも徳のある人物が国を受け継ぎ治めれば、平和な時代が続くという思いが込められているといわれています。
- 日光東照宮
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http://www.toshogu.jp/
栃木県日光市山内2301 MAP
JR・東武日光駅より東武バス中禅寺温泉または湯元温泉行き乗車約5分、「神橋」下車徒歩8分
4月~10月 8:00~17:00 11月~3月 8:00~16:00(各期間とも受付は閉門30分前に終了)
大人・高校生1,300円 小・中学生450円
0288-54-0560
有料
6日光らしくてセンスのいい雑貨やお土産が見つかる、TEN to MARU

「日光二荒山神社」「日光東照宮」を参拝した後は、二社の西参道脇の小道にあるセンス抜群の雑貨屋さんへ。女性オーナーがセレクトした雑貨やオリジナル小物、日光界隈はもちろん、県内外からも集めたおいしいものが10畳ほどの店内におしゃれに並び、お土産探しにぴったりです。入荷次第でアイテムが替わるので、訪れるたびに新しいものと出会える期待感があります。
レンタサイクルショップも併設しており、マウンテンバイクなどを借りて観光に出かけるのも一策です。

一番人気は日光彫があしらわれた、オリジナルの御朱印帳。女性職人が1点1点彫り上げたハンドメイドの表紙は、朱や青、緑などの色漆を塗った後にウレタン加工を施し、色あせを防いでいます。裏表紙は無色の生漆(きうるし)で、時と共に風合いが増す経年変化が楽しみ。中の和紙の生成りの色味にまでとことんこだわった良質な一冊で、「一緒に旅する日光彫」として旅のお供におすすめです。
デザインは金魚、コスモス、枝垂れ桜などさまざまで、デザインや彫り文字等により値段が異なります。

ソイワックスのキャンドルや組木細工のおもちゃなど、ナチュラル感のある雑貨が並ぶスタイリッシュな店内。人やものとの出会いを大切にしているというオーナーと気軽におしゃべりしながら、お気に入りを探す楽しいひとときを過ごせます。
- TEN to MARU
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https://www.facebook.com/tenmaru.nikko/
栃木県日光市安川町4-23 MAP
JR日光駅・東武鉄道東武日光駅から車で約8分
JR日光駅・東武鉄道東武日光駅からバス乗車約、「西参道入口」下車徒歩約2分
11:00~16:00 ※変更あり
不定休 ※facebookで要確認
080-1224-8630
無し
7散策の合間に立ち寄りたい名店、「日光珈琲 御用邸通店」

寺社詣でや買い物をしてちょっぴり疲れてきたところで、コーヒーブレイク。西参道から「田母沢御用邸」へと向かう御用邸正門前通りを歩いていくと、右手に「日光珈琲 御用邸通店」が見えてきます。大正時代に米穀問屋だった古民家をリノベーションした、旅情を誘う小粋な建物。コーヒーは農園から直接仕入れた豆を独自技術で焙煎しており、酸味と苦みのバランスが絶妙な、飲みやすい味。各種ドリップコーヒー、水出しアイスコーヒー、コーヒーカクテルなど豊富なメニューも魅力です。

34席ある店内では、古民家の雰囲気にマッチするヴィンテージ家具が使われ、しっとりと落ち着いた気分でコーヒーを味わえます。日当たりのいい中庭を窓越しに眺めたり、並べてある日光ゆかりの本を手に取ってみるのも素敵な過ごし方。
好きなドリンクとケーキのセットや、お腹が減っているなら「御用邸通の黒カレー」「オムライス」などもおすすめです。

- 日光珈琲 御用邸通店
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http://nikko-coffee.com/cafe/
栃木県日光市本町3-13 MAP
JR・東武日光駅より東武バス中禅寺温泉または湯元温泉行き乗車約7分、「西参道入口」下車徒歩約7分
10:00~18:00(L.O. 17:00)
月曜日、第1・第3火曜日(祝日の場合は翌日)
0288-53-2335
無料
<栃木旅行を充実させる個性豊かな温泉宿>
観光を楽しんた後は、温泉宿でくつろぎのひとときはいかがでしょうか。星野リゾートの温泉ブランド「界」は、栃木県内で3軒の旅館を運営しています。里山の風情豊かな「界 川治」、とちぎ民藝を散りばめた「界 鬼怒川」、中禅寺湖の絶景を望む「界 日光」。ぜひお気に入りの宿をみつけてください。
8界 川治
渓流沿いの露天風呂に浸かり、里山の知恵を体験する

都内から電車で2時間半、川治温泉郷にある里山風情ただよう温泉旅館です。男女各2か所の露天風呂では渓流のせせらぎの音を聞きながら、贅沢な湯浴みを堪能できます。
「界 川治」では里山の日常生活に根付いた知恵を楽しめます。敷地内には水車小屋があり、仕組みを見学できます。館内では、石臼で挽くきな粉づくり(無料)や紙漉き(無料)などの体験も。客室は、栃木県鹿沼地方で栽培されている麻を使用した「野州麻紙の間」をご用意。麻紙の温もりに包まれた空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
お食事は、猪肉のジビエ料理など、里山を感じさせる会席料理をお楽しみください。

- 界 川治
-
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikawaji/
栃木県日光市川治温泉川治22 MAP
東武川治湯元駅から徒歩13分
0570-073-011(界予約センター)
あり
ご予約はこちら
界 鬼怒川 予約サイト
9界 鬼怒川
モダンな温泉宿で、とちぎ民藝に親しむ

鬼怒川温泉駅から車で約5分。鬼怒川渓流に面した小高い丘の上に佇む温泉旅館です。スロープカーで辿り着くエントランスホールには、益子焼でできた水琴窟からの柔らかく澄んだ音がこだまします。館内のいたるところで、栃木の伝統工芸品「益子焼」「黒羽藍染」「大谷石」が使われており、民藝に縁の深い土地ならではのおもてなしが感じられます。
中庭に面した露天風呂では、四季折々の美しい景色を眺めながら湯浴みを楽しめます。客室は、全室が「とちぎ民藝の間」となっており、伝統工芸を散りばめた空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
お食事は、約800℃に熱した焼き石を使ってお客様の目の前で料理を仕上げる「龍神会席」をご用意。ダイナミックな味わいをご堪能ください。

- 界 鬼怒川
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https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikinugawa/
栃木県日光市鬼怒川温泉滝308 MAP
JR・東武鬼怒川温泉駅から車で約5分
0570-073-011(界予約センター)
あり
ご予約はこちら
界 鬼怒川 予約サイト
10界 日光
中禅寺湖の絶景を望む温泉で、日光の文化に触れる

日光駅からバスで約40分。奥日光の入り口に位置し、中禅寺湖のほとりに佇む温泉旅館。中禅寺湖は標高約1,300mと日本一標高の高い湖として知られ、夏でも約 20℃と過ごしやすいことから、避暑地として親しまれてきました。
界 日光は3,000坪の敷地に33室だけのゆとりある贅を尽くした造り。日光東照宮をはじめとする社寺を中心に発展した建具「鹿沼組子」を客室やロビーに取り入れています。温泉は、アルカリ性の単純泉。体に優しく、長湯をしても疲れにくいので、何度も温泉を楽しめます。お食事は「日光湯波」を華やかな日光彫の器に盛り付けた会席料理をお召し上がりいただけます。
滞在を通じて、美しい景観を楽しみながら、日光の地が育んだ雅で華やかな文化に触れることができます。

- 界 日光
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https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kainikko/
栃木県日光市中宮祠2482-1 MAP
JR・東武日光駅からバス乗車約40分「中禅寺温泉」下車、徒歩約10分
TEL:050-3134-8092(界予約センター)
あり
ご予約はこちら
界 日光 予約サイト