「いろは坂」観光(ドライブ・紅葉)の見どころやおすすめの時期、アクセスは?
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日光観光といえば「いろは坂」を思い浮かべる人も多いでしょう。
ことに「いろは坂」から眺める紅葉の美しさは全国的にも有名な絶景のドライブコースです。
見どころや紅葉の時期、アクセスをご紹介します。

「いろは坂」の歴史と由来

「いろは坂」は、日光市街と中禅寺湖を結ぶ国道の一部を指します。
上り専用の「第二いろは坂」と下り専用の「第一いろは坂」があり、それぞれ一方通行となっています。
「第一・第二いろは坂」のカーブの合計が48個あり、カーブごとに「いろは」48音を付けていることから「いろは坂」と呼ばれています。上りの第二いろは坂は「い」~「ね」の20文字、下りの第一いろは坂は「な」~「ん」の28文字でカーブに看板が立っています。

「いろは坂」の歴史は奈良時代から男体山をご神体とする山岳信仰にあります。
男体山参拝のために登る神聖な道なので、明治初期までは女性と牛馬の立ち入りが禁止されていました。昭和になってから男体山と日光市街を結ぶ道路が開発整備されて行き、現在のいろは坂となっています。

紅葉のいろは坂の見どころ

いろは坂のベストシーズンといえば紅葉シーズン。
奥日光の紅葉は9月下旬に「竜頭の滝(1,350m)」付近から始まり、約2ヵ月かけて日光市街へと降りてきます。
途中に位置する「いろは坂」の鮮やかな紅葉を楽しむベストシーズンは10月中旬から下旬です。

標高差で違う顔を見せる、いろは坂の紅葉

「いろは坂」はふもとの馬返(うまがえし)が標高約800m、中禅寺湖が標高約1260mと標高差があるため、標高によって紅葉の時期が異なります。
昼夜の寒暖差や標高による気温差で紅葉が美しく色づき、紅葉の色合いも異なるので、紅葉シーズン中は何回訪れても来るたびに様々な表情を楽しむことができます。

明智平からの紅葉は絶景

「いろは坂」観光(ドライブ・紅葉)の見どころやおすすめの時期、アクセスは?
「第二いろは坂」の終点近くにある明智平には休憩所があり、さらに明智平展望台に行くロープウェーが出ています。
明智平展望台からは中禅寺湖や華厳の滝が一望でき、まさに絶景の紅葉ポイント。
明智平には上りの「第二いろは坂」からしか行かれないので、「ね」のカーブを過ぎたら入り口を見落とさないように注意しましょう。

いろは坂で楽しめる紅葉の種類 

いろは坂では主に、カエデ・ナナカマド・ツツジ・カツラなどの紅葉を楽しむことができます。

カエデ

カエデ
新緑の緑も美しく、赤や黄色に色づき、紅葉を代表するおなじみの樹木で「いろは坂」にも多く分布しています。

ナナカマド

ナナカマド
赤い小粒の実をつけるナナカマドは、紅葉の時期になると、葉が「燃えるような真っ赤」になり、秋の青空とのコントラストが鮮やかです。

ツツジ

ツツジ
オレンジに近い赤に紅葉し、真っ赤なナナカマドとのグラデーションが美しい景色となります。

カツラ

カツラ
紅葉シーズンになると黄色に色づく「黄葉」になります。
時期によっては、未だ黄色と緑の葉が入り交ざって、カエデやナナカマド、ツツジとの色合いが自然の絶妙な美しさとなり、目を楽しませてくれます。

代表的な紅葉する樹木の種類を紹介しましたが、「いろは坂」では標高差の中で紅葉の絶景を彩る多くの木々が色づきを迎える準備をしています。

車でのアクセスと渋滞情報

「いろは坂」へは車を利用すると通常なら都心から約2.5時間でアクセスでき、日光宇都宮道路の清滝ICから車で15分程の距離です。
上りの「第二いろは坂」は通常20分で走行できる9.5kmの道のりが、紅葉シーズン中は2〜3時間かかるため、渋滞情報をこまめにチェックしましょう。

いろは坂紅葉渋滞

平日でも大渋滞が予想される「いろは坂」の回避方法

平日でも紅葉ツアーバス等で混み合うので、渋滞を避けるには早朝からの移動がおすすめです。
また、平日であれば朝7時には「いろは坂」を上り始められるようにプランニングし、家を出る時間を計算するようにしましょう。

紅葉の絶景ポイントである明智平の駐車場が朝8時半営業開始のため、8時ごろから渋滞が始まります。
帰りも渋滞に巻き込まれないように、遅くとも15時までには「いろは坂」を下りるといいでしょう。

土日や連休にはさらなる大渋滞を覚悟して

渋滞予測情報によると、紅葉シーズン中の週末の渋滞予想時間は「いろは坂」の上りで朝7時~8時、下りは15時から19時と見込まれています。
渋滞にはまると「動かない」と言っても過言ではありません。
渋滞を避けるには朝6時には「いろは坂」を上り、14時前には下るようにすることがおすすめです。

また、日光市内でのイベントがあると更なる渋滞が予想されるので合わせてチェックし、
よく調べてから、移動計画を立てるようにしましょう。

車以外でのアクセス

公共交通機関の場合

JR日光駅や東武日光線東武日光駅から出る、中禅寺湖温泉または湯元温泉行きのバスに乗ると、通常時は約40分で明智平に到着します。

はとバスなどの定期観光バスもおすすめ

はとバスや日光定期観光バスなどの観光バスを利用することもおすすめです。
はとバスや各旅行会社が「いろは坂の紅葉を楽しむツアー」を増発運行しているので、日帰りプランや宿泊付きプランなど好みのプランをチェックしてみましょう。

紅葉シーズン中に「いろは坂」をドライブする場合、渋滞や駐車場確保に神経を使うことになり、運転する人は紅葉を楽しむ余裕がなくなってしまいます。
ゆったりとした気持ちで紅葉を楽しむ方法として、公共交通機関やバスを利用することを検討してください。 

「日本の道100選」にも選ばれた「いろは坂」の紅葉は絶景です。情報を集め、準備をして
素晴らしい景色を楽しみましょう。

サポーターズコメント
シーズン中はコース全体が鮮やかに彩られ、車中からでも山裾に広がる紅葉を楽しむことができます。