八ヶ岳・清里・小淵沢の四季と気候、服装を知っておこう
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北に八ヶ岳連峰、北東に秩父山地、南に茅ヶ岳、南西に甲斐駒ヶ岳と、四方を山々に囲まれた八ヶ岳南麓(北杜市)。山梨県で最大広域のエリアであり、国立・国定公園も数多くあります。
市内は高低差が大きく、標高500m付近に北杜市街中心地、約900mに小淵沢、約1,300mに清里高原が位置。100m標高が上がると気温が0.6℃下がるため、各地域で服装の備えが変わってきます。
1年の平均気温は10.7℃。東京の平均気温の16.4℃と比べて約6℃低く、内陸性気候から1日や年間の寒暖差が大きい地域でもあります。標高が低い地域は、甲府盆地が近いため、夏は盆地特有の暑さが続き、高原地帯にある小渕沢や清里は、冷涼で過ごしやすいものの、冬は厳しい寒さとなります。
また、関東甲信地域で最も日照時間が長く、晴天が多いのも特徴です。

北杜市大泉の気温と東京の気温比較

八ヶ岳・清里・小淵沢エリアの春(3~5月)の気温・服装について

八ヶ岳(北杜市)エリアの春(3~5月)の気温・服装について国の天然記念物に指定された「山高神代桜」

3月の平均最低気温は-1.5℃、平均気温も3.7℃と、東京の同月の平均気温8.7℃と比べても、まだまだ寒く、防寒対策が必要な八ヶ岳エリア。平均最高気温が9.3℃と、日中は暖かさを少し感じられますが、北風が冷たくダウンコートや厚手のコートが必須です。
3月下旬になると草花が芽吹き、4月中旬には桜も開花。気温も平均気温が9.6℃まで上昇します。
5月は、トレッキングや牧場体験など、大自然でアクティブに遊べる季節に突入。平均最高気温は20℃を超え、日中は長袖のシャツや薄手の上着程度の装備で快適に過ごせますが、平均最低気温は9.3℃と10℃未満に。寒暖の差が大きいため、厚手の上着や薄手のセーターなどを用意しておくことをおすすめします。
山梨の桜の名所・見頃

八ヶ岳・清里・小淵沢エリアの夏(6~8月)の気温・服装について

八ヶ岳(北杜市)エリアの夏(6~8月)の気温・服装について明野のひまわり畑

カラッとした気候で涼しい夏を過ごせる八ヶ岳エリアは、避暑地としても人気です。6月の平均気温は18℃。しかし最低気温と最高気温の寒暖差が10℃以上あり、上着が手放せません。7、8月になっても、平均最高気温が30℃を超えることはなく、快適に過ごせますが、標高が低い地域は別。甲府盆地と近い北杜市の中心地は、盆地特有の蒸し暑さがあり、気温も30℃以上に。Tシャツやノースリーブで十分ですが、標高の高い地域では、その上に羽織れるシャツやパーカーが必要となります。
八ヶ岳の夏は、小淵沢や清里など高原地域が賑やか。音楽祭やアートフェスが開催され、明野町では風物詩でもある60万本のひまわりが咲き誇ります。

八ヶ岳・清里・小淵沢エリアの秋(9~11月)の気温・服装について

八ヶ岳・清里・小淵沢エリアの秋(9~11月)の気温・服装について石空川渓谷

東京の9月の平均気温は24.4℃、10月が18.7℃に比べ、八ヶ岳エリアは、9月が18.7℃、10月12.7℃と、一足早く秋が訪れます。朝晩の気温も涼しく、9月の平均最低気温は14.7℃。長袖のシャツにカーディガンなど、薄手の上着で快適に過ごせますが、10月になると朝晩は一気に冷え込み、平均最低気温は8.2℃まで下がるので、セーターやコートを必ず用意しましょう。紅葉の名所「観音平」や「富士見平」の見頃は、10月中旬から11月中旬。11月に入ると、平均気温は7.2℃となり、一段と寒さが強まります。この時期は、冬の防寒対策が必要です。ダウンコートやマフラー、帽子にブーツなど、足元まで暖かく過ごせるように準備して出かけましょう。

八ヶ岳・清里・小淵沢エリアの冬(12~2月)の気温・服装について

八ヶ岳・清里・小淵沢エリアの冬(12~2月)の気温・服装について

強く冷たい北西の風、八ヶ岳颪(やつがたけおろし)が吹く、八ヶ岳エリアの冬は、厳しい寒さが続きます。東京の平均気温は、5~7℃ですが、八ヶ岳エリアは、12月が2.3℃、1月が-0.4℃、2月が0.2℃。出かける時は、徹底した防寒対策を行いましょう。厚手のインナーにセーター、ダウンコートはもちろん、スノーブーツを着用することをおすすめします。小物も、マフラー、イヤーマフラー、手袋、帽子、カイロが必要となります。
また、標高が高い高原地帯は積雪が多く、清里周辺のスキー場や、北八ヶ岳ロープウェイ付近での樹氷鑑賞など、冬ならではのアクティビティが楽しめます。

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