星野リゾート

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山口県長門湯本温泉で社会実験「長門湯本みらいプロジェクト」開催 ~「星野リゾート × 温泉街」の新しいカタチ~

 星野リゾート(所在地:長野県軽井沢町、代表:星野佳路)は、山口県長門湯本温泉と「長門湯本温泉観光まちづくり計画~地域のタカラ、地域のチカラで湯ノベーション~」(2016年8月 長門市策定)に基づき、地域・民間・公共が連携した取組を進めています。本計画は、2016年1月~6月に長門市からの委託により星野リゾートが提案した「長門湯本温泉マスタープラン」をベースとしております。長門湯本の地形や観光資源など土地の魅力を最大化できるようなリノベーションをすることで、「全国温泉ランキングTOP10」に選ばれるような温泉街になることを目指します。このマスタープランの実現・合意形成に向けて、目指す姿を実験し、実際に体感することを通じて検証を繰り返す社会実験「長門湯本みらいプロジェクト」を2017年9月15日から開催しています。

▼長門湯本みらいプロジェクト
http://yumoto-mirai.jp/

メインイラスト:温泉街全景

「おとずれリバーフェスタ」同時開催

 本実験の背景には、「全国温泉ランキングTOP10」に選ばれる要素として、風呂(外湯)、そぞろ歩き(回遊性)、食べ歩き、絵になる場所、文化体験、休む・佇む空間といった要素が必要であると定めたことにあります。そこで、「河川空間の使いこなし」、「交通再編と道路空間プレイスメイキング」、
「夜間照明・夜のそぞろ歩き」を中心にした3項目で開催します。9月15日、16日には弊社代表の星野佳路も、「川床」や「夜間照明」を体験し、市長や専門家と実施方針を確認しました。来る10月7日~9日には、飲食店やワークショップが集結する「おとずれリバーフェスタ」を同時開催します。この観光客、来場者とともに将来の賑わいを体感できる機会に、プロジェクト関係者へのインタビュー含む取材をお受けします。
 
 今後、社会実験のほかにも、長門湯本温泉観光まちづくり計画への事業者の参加を目的とした温泉街事業者オーディションやリニューアルする外湯施設の運営事業者選考など、ワクワクする温泉街に向けた様々な取組が次々と実施される予定です。星野リゾートは、「長門湯本温泉観光まちづくり計画」の意思決定機関である「長門湯本温泉観光まちづくり推進会議」推進会議メンバーとして、また、温泉旅館ブランド「界」の開業を通じて温泉街の活性化に寄与し、長門湯本温泉街全体との協働を進めてまいります。

「長門湯本みらいプロジェクト」今後の予定

■プロジェクト全体方針検討
・長門湯本温泉観光まちづくり推進会議/年に2~4回程度、次回は11月~12月予定
計画推進に向けた意思決定【代表の星野が委員として参画】

・長門湯本温泉観光まちづくりデザイン会議/月に1回程度
推進会議に向けた実務的提案を行う若手と専門家チームが参加

■社会実験
・おとずれリバーフェスタ/10月7日(土)~10月9日(月)
温泉街の中心を流れる音信川(おとずれがわ)を中心に、将来の魅力的な温泉街を体感するイベント。よりすぐりの飲食店やワークショップ等が出展。

・湯本提灯/常時
地元イラストレーターがデザインした統一ロゴの入った提灯を住民自身が設置。夜間の温泉街を彩る。

■事業組成・促進
・「恩湯」運営事業者選定/現地説明会:10月8日(日)、事業者審査会:2月中旬(予定)
温泉街の中心地であり、観光まちづくり計画の中核施設である「恩湯(おんとう)」の整備・運営を担う事業者を企画・提案により選定【代表の星野が審査員として参画】

・長門湯本温泉事業者オーディション ~長門から始まる癒やされ方改革を共創する事業者へ~/現地説明会:10月7日(土)、合宿実施(2泊3日):12月、最終プレゼン:時期未定
長門湯本温泉を舞台に、新たな癒しとして現代社会に価値提示できる事業組成をするため、スクールと合宿形式で事業プランをブラッシュアップ 【星野リゾート協力】

■景観形成
・景観ガイドラインの検討・策定/随時(2月に1回程度):住民とのワークショップおよび施工者との検討、ガイドライン取りまとめ:年明け
温泉街の景観形成に向け、住民とのワークショップを進め、ガイドラインとして取りまとめをし、施工者とも具体的なリノベーションプランを検討

▼社会実験*の報告はこちら
*9月15日~18日に実施(16日、17日は台風により中止)

報道関係のお問い合わせ先

星野リゾート 広報
TEL : 03-5159-6323
MAIL : pr-info@hoshinoresorts.com