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【星のや東京】「発酵×フレンチ」で免疫力を高めるコース「Nipponキュイジーヌ~発酵~」冬メニュー提供開始 日本古来の食文化と冬の滋味を堪能する|開始日:2022年12月20日~

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各施設が独創的なテーマで圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、2022年12月20日に、「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」冬メニューの提供を開始します。「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」は、発酵食品とフレンチの調理技法を融合した独創的なコース料理です。冬のコースでは免疫力を高めるのに効果的といわれる発酵食品とあわせて、冬が旬の食材である「ふぐ」や「鰤」、「ゆり根」などを味わえます。(*1)
*1 参考:光岡知足著「腸を鍛える―腸内細菌と腸内フローラ」2015年

「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」について
2020年8月に提供を開始した「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」は、免疫力を高めるのに効果的といわれる発酵食品とフレンチの融合を楽しめるコース料理です。古来より、日本では醤油、味噌などの調味料や、漬物、塩辛といった保存食など多種多様な発酵食品が親しまれてきました。これらに含まれる乳酸菌や納豆菌、麹菌は、身体に良い影響を与える「善玉菌」と呼ばれ、腸内環境を整える働きをします。身体を健康な状態に保つ免疫細胞の約6割が腸に存在していることから、発酵食品を食事に取り入れることで、免疫力を高める効果が期待できると言われています。(*1)発酵や熟成によって栄養価や旨味が増した食品を、旬の食材や日本各地の珍しい食材と組み合わせ、フレンチの技法を用いて調理することで、食材の魅力を引き出し、新たな味わいを生み出すコース料理です。

メニュー紹介
<福> ふぐのチュイル/フリット


バッカスチーズと竹炭を使用した生地に、ふぐの骨とヒレをパウダー状に混ぜ、香ばしく焼き上げたチュイルと、ふぐの身のフリットです。ふぐの身の弾力と生地のパリパリな食感の対比を楽しむことができます。フリットには、豊かな香りが特徴の卵巣の糠漬けのソースを添えます。使用する器は、「星のや東京」の建設時に地中から掘り出された神代木と現代の木を使用したものです。江戸時代の大名屋敷の柱と言われる神代木と現代の木を、層のように重なり合わせることで、遥かな時の流れを表現しています。柱に刺さっていた杭は、
日本伝統の鍛冶職人が叩き直したことで、ピックに生まれ変わりました。

<石> 五つの意思


五味(酸・塩・辛・苦・甘)をそれぞれ小さな料理に詰め込み、繊細な技術で表現した星のや東京総料理長 浜田統之の代表的な料理の一つです。味付けには、日本で古来より親しまれてきた麹や味噌といった発酵食品を使用しています。古くから禅寺で保存食として作られてきた「大徳寺納豆」、海老の頭を高温で加熱し凝縮された濃厚な風味を引き出した「海老醤」といった、フレンチでは珍しい発酵食品も取り入れています。

写真左から
【酸】鰊(にしん)のルーロー(麹)
【塩】ビスク・サクラエビ(海老醤)
【苦】つぶ貝のコロッケ(醤油麹)
【辛】鹿のポワブラード(ねさし味噌)
【甘】柿とレバーペースト(大徳寺納豆)

<栄> 鰤の魚醤マリネ


鰤の腹身と背身の両方を一度に楽しめる仕立てです。脂がのり、濃厚な味わいの鰤の腹身は燻製にして香りを付けた後、炭火焼きにします。旨味の強い背身は、魚醤を絡めることで一層鰤の旨味を引き立たせます。酸味と辛味のあるジュレと腹身を、背身で包み一緒に食べることで、旬の鰤の味わいを堪能できる一皿です。さっぱりと味わうために、酸味のある檸檬ピューレとオニオンピクルス添えて提供します。

<時> ゆり根のムニエル


収穫まで約6年の年月を要す、ゆり根をまるごと使用し、表面が黄金色になるまでバターをかけながら焼き上げます。ソースは、刻んだ「すんき」を使用したベアルネーズソースです。「すんき」とは、長野県木曽(きそ)地方に300年以上前から伝わる漬物で、乳酸由来の酸味がソースに瑞々(みずみず)しさを加えます。

<纏(まとう)> ピジョンと柚餅子(ゆべし)


ピジョンのもも肉とむね肉をローストにし、ピジョンのガラと赤ワインをあわせたソースを添えた一品です。ピジョンの本来の味を楽しむためにもも肉はそのままローストします。むね肉には、柚子や胡桃、味噌をあわせた柚餅子(南信州の伝統的な保存食)を練りこんだバターを纏わせ、香ばしく焼き上げることで、柚子の香り、カリカリとした食感にあわせて、ピジョンと柚餅子の旨味とコクが口の中に広がります。

<蜜> 紅まどんな


みずみずしく柔らかい果肉を持った柑橘「紅まどんな」を主役にしたデザートです。旬の甘い果肉そのものに加え、果汁を凍らせたグラニテや外皮をコンフィにしたものを使用することで、甘味や酸味、苦味といった紅まどんなの様々な味わいを楽しめます。阿里山(ありさん)茶(ちゃ)ジュレ、ヨーグルトのエスプーマを合わせ、爽やかでさっぱりとした後味に仕上げています。

<満> 苺とクレーム・シャンティ


筒状に型どった薄い飴に、甘酸っぱい苺を入れ、滑らかなクレーム・シャンティ(生クリームを泡立てたもの)を注いだ一皿です。クレーム・シャンティは、軽やかな酸味が特徴のレ・リボというフランスブルターニュ地方の伝統的な発酵乳製品と、ホワイトチョコを合わせることで香り高い上品な甘みのあるものに仕上げました。

「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」冬メニュー概要
■提供開始日:2022年12月20日
■料金   :1名 21,780円(税・サービス料込)*宿泊料別
■予約   :要予約。公式サイト(https://hoshinoya.com/tokyo/)にて前日まで受付
■対象者  :宿泊者
■備考   :状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります。

星のや東京総料理長 浜田 統之(はまだ のりゆき) プロフィール


1975年 鳥取県生まれ 18歳からイタリア料理の世界で腕を磨き、24歳でフランス料理に転身
2000年  FFCCフランス料理コンクール出場
2004年 ボキューズ・ドール国際料理コンクール 日本大会 史上最年少優勝
2005年 ボキューズ・ドール国際料理コンクール 世界大会出場
2007年 ボキューズ・ドール アカデミー会員に選ばれる
2010年 ル・テタンジェ国際料理賞 コンクール・ジャポン 3位入賞
2012年 ボキューズ・ドール 国際料理コンクール アジア大会 準優勝
2013年 ボキューズ・ドール 国際料理コンクール フランス大会本選 世界第3位 銅メダル獲得
2016年 星のや東京総料理長に就任
2017年 ボキューズ・ドール国際料理コンクール 30周年記念ガラディナーで約1,500名の世界の食通に魚料理を提供

■星のや東京


現代に合わせて進化した「塔の日本旅館」。地下2階、地上17階の塔型の空間は、畳敷きの玄関、伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉で構成されています。日本の歳時記に合わせた室礼、日本文化を身近に感じられる体験や日本旅館らしいおもてなしを提供します。
〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番1/客室数 84室
https://hoshinoya.com/

<星野リゾートのコロナ対策>
星野リゾートでは「3密回避」と「衛生管理」の2つの対策軸を掲げ、温泉やプールのリアルタイムな混雑状況の見える化サービスや、新しいビュッフェスタイルの提供など、各施設において従来のサービスを進化させています。また、お越しいただく皆さまが安心して過ごせるような様々な滞在コンテンツを用意してまいります。

*詳細内容は下記よりご確認ください。
https://www.hoshinoresorts.com/information/topics/2020/12/94330.html

報道関係のお問い合わせ先

星野リゾート 広報
TEL : 03-5159-6323
MAIL : pr-info@hoshinoresorts.com

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