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【嘉助天台】最澄が学んだ天台宗の総本山「国清寺」を訪ねてみた

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仏教の天台宗発祥の地としてしられる中国浙江省の天台山に4月に開業した「星野リゾート 嘉助天台」。当ホテルから車で約30分のところに、日本の天台宗の祖である最澄(さいちょう)が遣唐使として訪れ、学んだ天台宗の総本山「国清寺」があります。嘉助天台にお越しの際に、ぜひ足を運んでいただきた国清寺を、実際に訪れた現地特派員スタッフ、武(ブ)の目線でおすすめのポイント3つをご紹介します。

歴史ある国清寺と日本との縁
国清寺は、隋の時代598年に建立された、仏教天台宗の総本山として知られています。日本との縁も深く、遣唐使として中国に渡り804年9月に入山して約半年間ここで天台宗を学び、日本に戻ったのち比叡山延暦寺を建立して教えを広めたと言われています。
2019年は、各地から天台山エリアに年間約2000万人が訪れていたそうです。約7.3万平方メートル(東京ドーム1.5個分)の敷地内には、多くの信者の方の寄進によって建造された建物が立ち並び、ひとつの町の中を歩いているようにも感じられます。

おすすめポイント1:外観使われている「色」に注目
中国の寺院といえば、どのような色をイメージしますか?これまで訪れた中国の寺院は、屋根や外壁に赤色を使い、装飾が華やかなものが多ったのですが、国清寺の印象的な色は黄色です。黄色は仏教僧の袈裟に使われている色で、仏教で大切にされている色です。国清寺の門や建物の外壁は、落ち着いた黄色が使われており、安らかな気持ちになるとともに、赤い寺院を見慣れていると新鮮な感じがします。

おすすめポイント2:蓮の花咲く観音殿

1983年に建てられた、国清寺の中では新しい観音殿には、中央に木彫りの千手観音像が祀られています。この観音殿の前に蓮池があり、静かに咲く蓮の花と観音像の優しいお顔立ちがとても印象的で、極楽浄土をイメージさせてくれます。夕方ごろに寺院の中を歩いていると、僧侶と信者の方が一緒にあげている読経が聞こえてきて、なんとも神秘的な感じを味わうことができます。

おすすめポイント3:やはり外せない大雄宝殿 
仏教の寺院の中で大雄宝殿は、中央正面に位置するメインの建物で、日本ではご本堂に位置する場所にあります。
国清寺の大雄宝殿 に祀られている釈迦如来像は、高さ6.8メートル、重さは13トンあり、その大きさに圧倒されます。仏像も大きくて立派なのですが、日本の寺院との違いで印象的なのは、蝋燭の灯りです。日本ではお参りの際に線香をあげることが多いかと思いますが、このお堂の中では蝋燭をあげており、無数の小さな光が揺れる奥に見える仏像がとても神秘的でした。

嘉助天台の滞在着は、僧侶の着る作務衣の色をイメージしたものです。また、写経のセットをご用意している客室もあります。寺院を訪れる間だけではなく、ホテルでの滞在中にも、歴史ある仏教の地の趣を感じていただける工夫を凝らしています。ぜひ海外旅行に気軽に出かけられるようになった際には、嘉助天台とともに国清寺に足をお運びください。

嘉助天台
天台宗発祥の地として知られる中国有数の観光地にあり、美しい山々や古典庭園を望む客室と、日本人料理長による、中国の食文化と日本の四季・美感・おもてなしの心を融合させた料理が特徴の星野リゾートが中国大陸で初めて運営するホテルです。嘉助天台の周辺には、石梁(せきりょう)の滝や華頂山(かちょうさん)国家森林公園、瓊台仙谷(けいだいせんごく)などの景勝地が多くある風光明媚な土地です。
中国浙江省台州市天台県石梁鎮集雲村蓮花路1号―10(緑城蓮花小鎮内)/客室数103室
URL:http://www.kasuketiantai.com/#/ja/home

報道関係のお問い合わせ先

星野リゾート 広報
TEL : 03-5159-6323
MAIL : pr-info@hoshinoresorts.com

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