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【嘉助天台】天台山雲霧茶(うんむちゃ)が新茶の季節を迎えました

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仏教の天台宗発祥の地として知られる中国浙江省(せっこうしょう)の天台山に位置する「星野リゾート 嘉助天台」。以前の記事で、日本の天台宗の開祖である最澄(さいちょう)が、遣唐使として訪れ、学んだ天台宗の総本山「国清寺(こくせいじ)」についてご紹介しました。その最澄が、天台山で修行した際に、お茶の種子を日本に持ち帰り比叡山の麓に植えたのが、日本茶の歴史の始まりといわれています。今回は、日本茶の始まりのきっかけとなった天台山のお茶「天台山雲霧茶(うんむちゃ)」についてご紹介します。

雲霧茶は、天台山の主峰である華頂山(かちょうざん)で主に栽培されています。雲霧茶の名前の由来は、華頂山は四季を通じて雲や霧に覆われている日が多いことにちなんで名付けられたといわれています。雲霧茶の形状は、通常の茶葉より細く、緑の毛茸(もうじ)が付いています。香ばしい香りと、すっきりした甘さの味が特徴で、古くから地元の人々に愛されてきました。

嘉助天台では、館内のロビーラウンジにて、この天台山雲霧茶をお楽しみいただけます。ロビーラウンジは、天台山麓に面しているので、壮大な景色と一緒に雲霧茶を味わいながら、ゆったりと落ち着いたひとときをお過ごしいただけます。また、客室のアメニティとしてもご用意しているので、好きな時に、ご自身で雲霧茶を淹れてお召し上がりいただけます。

春の訪れとともに、天台山雲霧茶も新茶の季節を迎えました。中国では、毎年4月5日の清明節(せいめいせつ)より以前に摘んだ新芽の茶葉を用いたお茶のことを「明前茶(みんちぇんちゃ)」と言い、この時期の新茶は、より渋みや苦みが少なく甘みが増します。雲霧茶の明前茶も同様に、甘み、香り共に新茶ならではの良さが際立つので、雲霧茶の新茶は地元の人々や観光客からも人気です。
海外旅行が気軽にできない今、この新茶の香りをお届けすることができないのは残念ではありますが、次回嘉助天台へお越しの際には、ぜひこの雲霧茶をご賞味ください。

国清寺の記事はこちら

星野リゾート 嘉助天台
天台宗発祥の地として知られる中国有数の観光地にあり、美しい山々や古典庭園を望む客室と、日本人料理長による、中国の食文化と日本の四季・美感・おもてなしの心を融合させた料理が特徴の星野リゾートが中国大陸で初めて運営するホテルです。嘉助天台の周辺には、石梁(せきりょう)の滝や華頂山(かちょうさん)国家森林公園、瓊台仙谷(けいだいせんごく)などの景勝地が多くある風光明媚な土地です。
中国浙江省台州市天台県石梁鎮集雲村蓮花路1号―10(緑城蓮花小鎮内)/客室数103室
URL:http://www.kasuketiantai.com/#/ja/home

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